Sweet beans soup 藤井フミヤ 歌詞情報 - goo 音楽
Sweet beans soup=夫婦善哉……と、過去に藤井さんが言うてました。
その歌詞でイメージした駄文ですが、別に夫婦ではありません。甘いだけ。
運命の出会いってのがあるなら、あの人との出会いがそうなのだろう。
13歳で出会い、数日を共に過ごして別れた。
だが、あの人は俺の胸の奥にずっといて、何をしても消えることはなかった。
そんな日々を数年過ごし、どうにもこうにもたまらなくなった頃、あの人の方からやって来た。
オドオドしたような表情、少し猫背がちながっしりした体、低いのに通る声。
そして、俺を心配するような、温かい眼差し。
6年経っても、何も変わってなかった。
* * * * *
6年の間、それなりに出会いはあった。
けど、どんな相手も、あの人と過ごした日々を越えることができなかった。
何気ない、ただ共に過ごした単純な時間が、何よりも落ち着いた。
再開した日の晩、俺たちは一緒に酒を飲んだ。
酒が回って饒舌になったあの人は、正直口うるさいことばかり言ってきた。
それをうるさいと思いつつ、何故か嬉しいとも思っていた。
* * * * *
ハッキリ言って気弱。でもイザという時の度胸はある。
怯える顔も困った顔も泣きそうな顔も、俺にとっては愛嬌の一つ。
俺に対する子供扱いも、あの人なりの愛情表現。
そんな南郷さんが、俺にとっての初恋で、運命の相手なのだろう。
だから、覚悟しといてほしい。俺は絶対にアンタをモノにする。
俺から伸びた運命の糸は、そう簡単に切れないぜ?
おしまい
うわあ恥ずかしい。
でも新刊もこんな感じの話です。ごめん。
13歳で出会い、数日を共に過ごして別れた。
だが、あの人は俺の胸の奥にずっといて、何をしても消えることはなかった。
そんな日々を数年過ごし、どうにもこうにもたまらなくなった頃、あの人の方からやって来た。
オドオドしたような表情、少し猫背がちながっしりした体、低いのに通る声。
そして、俺を心配するような、温かい眼差し。
6年経っても、何も変わってなかった。
* * * * *
6年の間、それなりに出会いはあった。
けど、どんな相手も、あの人と過ごした日々を越えることができなかった。
何気ない、ただ共に過ごした単純な時間が、何よりも落ち着いた。
再開した日の晩、俺たちは一緒に酒を飲んだ。
酒が回って饒舌になったあの人は、正直口うるさいことばかり言ってきた。
それをうるさいと思いつつ、何故か嬉しいとも思っていた。
* * * * *
ハッキリ言って気弱。でもイザという時の度胸はある。
怯える顔も困った顔も泣きそうな顔も、俺にとっては愛嬌の一つ。
俺に対する子供扱いも、あの人なりの愛情表現。
そんな南郷さんが、俺にとっての初恋で、運命の相手なのだろう。
だから、覚悟しといてほしい。俺は絶対にアンタをモノにする。
俺から伸びた運命の糸は、そう簡単に切れないぜ?
おしまい
うわあ恥ずかしい。
でも新刊もこんな感じの話です。ごめん。
PR
[ 2010/09/20 14:34 | 企画参加 ]